下野・小山・宇都宮の
レーザートーニングの
ピコレーザー導入にあたって
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これまでのレーザー治療はダウンタイム(施術を受けてから、施術前の日常生活に戻るまでの期間のこと)があり、その期間に特殊なシールや絆創膏を貼らなくてはいけませんでした。そのことによりシミのレーザー治療をあきらめる方もいらっしゃいました。 私は皮膚科医になって以来、皮膚にまつわる皆様の悩みに寄り添い、いかにダウンタイムが少なく、患者さんの負担にならずに最大の効果を得られないかと考えていました。その過程で行き着いたのがCYNOSURE (サイノシュア)社 PicoSure(ピコシュア) です。 当院では平成27年12月より、CYNOSURE (サイノシュア)社 PicoSure(ピコシュア) を導入いたしました。このレーザーが悩みをお持ちの方の笑顔を取り戻すことができればと願っております。 |
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ピコレーザー(PicoSure)とは
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ピコレーザーは 数社から出ていますが、当院で採用したのは医療用皮膚レーザーのトップシェアを誇るサイノシュア社のピコシュア(Cynosure PicoSure(TM))です。 これまで医療レーザーの世界では、Qスイッチ(ナノ秒)レーザーの時代でしたが、このピコ(Pico)とはさらに短い時間の10の-12乗(1兆分の1)秒という単位で、(QスイッチAlexレーザーの70分の1の照射時間で)短時間に集中して皮膚細胞に熱ダメージを与えないようにして照射をします。 アメリカ、台湾などでシミの治療で実績のあるピコシュアですが、その効果を受けて、日本でのシミ治療目的の利用も始まりました。 当院はこのピコシュアを使ってシミ治療を行っている日本で3番目の施設となります。 |
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ピコレーザーを使用する症状
患者様のしみの状態によってレーザーの設定を変えることができます。使用するレーザーはしみのメラニンのみに作用します。 さらにこれまでのレーザーではメラニンを熱で破壊するため、シミ周辺の組織に熱ダメージが及んでいましたが、Picoレーザーはピコ秒という短時間でレーザー照射が可能であるため、熱ダメージを与えず、光衝撃波でメラニンに作用しますので周囲の組織を傷つけることがありません。これがPicoレーザーによる施術は炎症後色素沈着が少ないといわれる理由です、 |
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患者様のしみの状態によってレーザーの設定を変えることができます。使用するレーザーはしみのメラニンのみに作用するので、周囲の組織を傷つけることがありません。 症状によっては同じピコシュアを低出力で繰り返し照射を行う「スキンチューニング」をお勧めすることがあります。 |
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当院で治療可能な疾患
老人性色素斑(日光性のしみ)や雀卵斑(ソバカス)などの表在性色素斑に対して照射します。照射直後に患部が白くなる最弱の照射出力を選択して照射します。(10分程度で元に戻ります。)
Picoレーザー施術の流れ
皆様のお悩みを詳しくお聞きし、施術の詳細な説明をさせていただきます。 |
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お化粧にレーザーが反応してしまいますので、洗顔をしていただきます。 ※クレンジング剤・洗顔料などはご用意していますが、施術後のメイク道具はご用意していませんのでご持参ください。 |
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当日、患部には保護をします。詳しくは当日ご案内いたします。 ご自宅でもしっかりと保湿して、日焼けをしないように注意しましょう。 |
料金表
直径 | 料金 |
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2mmから10mmまで | 10,000円 |
20mmまで | 20,000円 |
20mm以上 | 料金はご相談ください |
※レーザートーニングの10回セットには、Picoレーザーによるシミ治療(5カ所:それぞれ長辺10mm未満)をセット終了後に無料でお付けしております。
よくある質問
A.しみの種類や大きさによって異なりますが、1回の治療で効果を実感できるケースもあります。また、色の濃いものや大きいものは治療を重ねることで、徐々に目立たなくなっていきます。
A.治療部位によって異なりますが、チクッとする痛みがあります。(痛みの感じ方には個人差があります。)
我慢できる程度の痛みですが、痛みが気になる方は、医師にご相談ください。
A.保湿を心がけ、日中は日焼け止めを塗るなどして、日焼けをしないよう注意してください。こすったりさわったりするのも刺激になりますので、避けてください。治療直後からメイクが可能で、入浴もできますが、患部は絶対に濡らさないでください。そのほか、医師の指示があればそれに従ってください。
A.患部には当日保護をします。翌日からは化粧も可能です。